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銅を中心とする非鉄金属素材（箔・粉末）の製造・販売をしています。
トップシェアを含む自動車部品向けの各種銅・銅合金粉、電子機器や高速通信に必要不可欠な銅箔、スマートフォンや太陽電池に使われる銀粉
など、目に見えなくてもあなたの身近で生活を支えている金属材料を製造しているメーカーです。

当社の製品は、同業種（非鉄金属メーカー）の中でもどちらかというとニッチな分野で世の中の基盤を支えています。
金属の粉末は、多種多様な組成・形状の１０００種類以上を取り扱い、自動車産業では、粉末冶金の使用材料としてエンジン部品やブレーキのほか、車内の様々な駆動部品に使われています。また、電子産業では、太陽電池、タッチパネル、半導体チップの導電接着剤、家電その他のコンデンサ等々に、なくてはならない材料を提供しています。
金属箔も、表面処理や厚み、結晶構造など様々な要素を変えることで、お客様の要望に応じた製品を提供しています。
銅箔という素材は、パソコン、スマホ、家電、自動車のなかで、基板の材料、電池材料として生活を支えています。とりわけ当社の作る銅箔は「高速通信用のサーバ」などに使用され、快適なweb生活・モバイル生活・情報通信を支えています。また、大量生産では採算の合わない高機能・少量生産カスタムメイドの分野でも強みを発揮しています。アルミ箔は建材や食品包装材、医薬品包装材としてお手元で活躍しています。
部署の垣根を越えて相談できる、若手の意見も積極的に採用するといった環境が、技術者が力を発揮する支えとなっています。自分で考え行動し学ぶことが求められますが、それを温かく見守る社風があります。

下記職種の業務のうち、あなたの希望・専門・配慮事項などと合致する業務で調整いたします。

○研究開発　：　金属粉末・金属箔の製品設計、要素技術開発、用途開発や金属粉末・金属箔にさらに機能を付加するための表面処理技術の開発など。ビーカーワーク、特性試験、合金設計、コンピュータによるシミュレーション、実機試験、お客様への技術対応ほか、やる気があればいろいろできます。

〇品質保証　：　各種分析機器による検査・検査表発行、品質規格の制定・顧客対応業務（お客様からお問い合わせがあればデータ・資料などの提示をしたり、社内や社外で品質打ち合わせを実施することもあります。）。

〇システム（社内SE)　：　製造業内の情報システム部門として社内のIT関係ハードウェア・ソフトウェア・サーバの幅広い運用管理を行う仕事です。プログラミングを始めとした専門技能は有るに越したことはありませんが、入社後に勉強することができますので、資格はないけれどPCは好きだったり、論理的思考ができる未経験者も歓迎します。社内のヒト、モノに関わる問題、課題を発見し社内外の多くの人と協力して解決していく、粘り強さが大切な職場です。

◆スペシャリスト
異動が少ないため専門性を深めることができ、担当分野のスペシャリストを目指せます。適性や職場環境などが合わない場合は、配置を変えて再チャレンジしていただくことがあります。
仕事の範囲はご相談になりますが、担当や裁量の範囲が広めなので、自分のペースで仕事を進められますし、ご自身のやる気次第でいろいろできます。研究・品証・工場の設備が１か所にまとまっているため、事業所を移動しなくても様々な機器で分析・実験ができることが当社の研究の面白さです。

◆ゆとりのある働き方
9時～17時15分、所定労働時間は7時間15分。全国平均より30分短いです（令和４年就労条件総合調査）。また、有給休暇は入社初日から15日付与されます。勤務時間の短さという意味でも、入社後すぐから有給があるという意味でも、心と体のゆとりをもって働けます。通勤については、公共交通機関のほか、自家用車での通勤ができます。

◆ダイバーシティの現状
障害者は現状11名の方がお勤めされています。それぞれの職場でそれぞれに応じてOJTや配慮をされ、職務を全うされています。中途採用の方が多いですが平均勤続年数は10年、長い方は20年以上お勤めされています。定年後も再雇用で引き続き働かれる方もいます。定着されますとみなさん長く働いていただけています。比較的お休みの取りやすい環境ですので、定期通院などしやすいかと思います。
聴覚の方は、UDトーク、電子メモ帳などの導入実績があります。

◆専門について
金属粉末・金属箔の会社には金属材料系の人でなければ駄目？そんなことはありません。
たしかに、金属の粉末・箔の設計・研究開発には金属材料や電解、鍍金(メッキ)、表面処理などの知識が必要です。しかし、それだけではないのです。金属粉末や銅箔は、自動車や産業機械などの機械部品、スマホやタブレットなどの電子回路部品などの材料として様々に使用されます。そのため、用途に応じて粉末冶金・機械、あるいは電子回路のための電子物性など様々な知識を持つ方が、製品開発に携わっています。また、単体ではなく金属の表面処理や、樹脂・ペーストによる加工などで付加価値を創造している製品もあり、有機化学・樹脂・高分子化学等の知識を持っている社員も活躍しています。