コラム

【大学・支援機関向け】就職を後押しする第三者紹介文 書き方のコツ

1)はじめに:第三者紹介文とは?

Boosterキャリアでは、大学・支援機関の担当者が学生・求職者の「紹介文」を書くことができるようになっています。
第三者紹介文を書く目的は、第三者の視点から見た「強み」と「配慮した方がよいこと」の両面について、企業に情報提供するためです。
企業にとっては、客観的な目線で見た学生・求職者の情報を知ることができ、採用選考や職場定着に活かすことができます。学生・求職者にとっては、支援者からのフィードバックによって自己理解を深め、自身を企業に知ってもらうための後押しを得ることができます。
この記事では、Boosterキャリアで第三者紹介文を入力する方法と書き方のポイントについてお伝えします。

2)Boosterキャリアで第三者紹介文を入力する方法

第三者紹介文は、

①学生のプロフィールシートの2枚目「セールスポイント」
②企業の人材検索(スカウト)の詳細画面

の2箇所に記載されるようになっています。

第三者紹介文1

 

第三者紹介文2

 

入力の手順は以下の通りです。

①Boosterキャリアにログインし、右端のメニュー欄にある「学生・企業一覧」をクリックします。

学生・企業一覧

 

②「支援している学生・求職者の活動状況」が一覧で表示されますので、該当する学生の欄から「切替」をクリックすると、学生画面に切り替わります。

切替

 

③学生画面の右端のメニュー欄にある「第三者紹介文」をクリックすると、「プロフィール編集」画面が表示されます。「支援者からの紹介」という項目がありますので、ここに紹介文を入力していきます。必要に応じて、添付ファイルをアップロードすることもできます。

第三者紹介文

 

支援者からの紹介

 

④紹介文を入力し終わったら、最後に必ず「登録」ボタンを押して完了してください。
※学生がプロフィールを編集中の場合、上書きされますのでご注意ください。

3)第三者紹介文 書き方のコツ

第三者紹介文を書く目的は、学生・求職者が働くうえで企業に知っておいたもらった方がいいことについて、客観的な目線で情報提供するためです。強みや長所だけでなく、苦手なことや配慮が必要なことについても書きますが、ネガティブな表現になりすぎないことが大切です。
さらに、「こんなことができます」「こんな特徴があります」というだけでなく、「どんな時にどうだったのか」というように、特徴を裏付ける具体的なエピソードや事例を交えて書くとさらに伝わりやすくなります。

具体的には、以下のステップで作成します。

①本人の長所や強みについて書く
人柄や物事への取り組み姿勢、得意なこと、保有するスキル・知識など、本人の良いところやできていることに焦点を当てて書きます。

②本人が感じている困りごとや課題感、周囲の人から見た様子について書く
本人が苦手に感じていることや、周囲の人から見て配慮が必要そうだと思われることについて書きます。

③困りごとや課題感を解決・軽減するために考えられる工夫や対策、今後に向けた可能性について書く
2を解決するために、支援者として実際にやってみたこと、やってみて上手くいったことについて書きます。まだ手応えを感じられたことがない場合は、「こうすれば上手くいくのではないか?」という案でも構いません。本人が努力していることが分かれば、併せて記入します。最後に、仕事における可能性など、今後に向けた見解を書きます。
※支援者の所属と学生から見た立場や役割(例:ゼミの教員、キャリアセンターの就職相談員 など)の記入も併せてお願いいたします。

以下は文例になります。実際にお書きいただく際にご参照ください。

例1)
とても明るく素直で、何事も前向きに取り組むところが長所です。所属するゼミではムードメーカー的な存在であり、グループでのディスカッションでもよく発言しています。
前向きに取り組むことができる一方で、物事の優先順位を付け、スケジュールを管理することは苦手なようで、提出物が重なると期日に遅れてしまう、就職活動と卒業論文を並行して進められないなどといった課題がありました。
本人としては、手帳を活用してスケジュール管理ができるよう努力しているようです。やるべきことを一つに絞ることが出来れば集中して取り組めると思います。

例2)
非常に真面目で、やるべきことをこつこつ積み上げることができるタイプです。授業にはいつも遅刻・欠席することなく出席し、熱心にメモを取っています。レポート等も遅れることなく毎回提出できています。
一方で、人とのコミュニケーションに関しては苦手さを感じているようで、グループディスカッションでなかなか発言できなかったり、ゼミのメンバーと会話できるようになるまで時間がかかっている様子が見受けられました。そのため、本人からの質問や相談を待つよりも、こちらから声掛けするよう気をつけていました。周囲との人間関係ができてくると、発言する場面も増えてきたように感じます。
対人スキルが要求される仕事よりは、一人で黙々と取り組める仕事の方が向いていると思います。

例3)
興味関心を持ったことに対して熱心に取り組めるところが強みです。たとえば、卒業論文の執筆にあたっては、多くの文献を読み込み、独自にアンケート調査や現地での聞き取り調査を実施するなど、他の学生と比べても大変意欲的に取り組んでいました。
一方で、こだわりが強く、他の人から助言や提案があった際になかなか聞き入れないなど、あまり融通がきかないと感じる場面もありました。そのため、論文指導では、改善すべき点を頭ごなしに言うのではなく、本人がこだわっているところはどこなのかをまず理解するよう努めました。
仕事においても、本人が興味関心を持てる分野であればより大きな力を発揮してくれると思います。